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自慢の娘たち   

2009年 10月 22日

ボクには娘が2人いるんです。
上の娘は「ゆう」、下の娘は「リサ」と言います。
2人ともやんちゃで、私そっくりな娘です。

上の娘「ゆう」は愛情を目一杯浴び、心の優しい
それでいて負けず嫌いなおてんば娘。
下の娘「リサ」はちょっと変わった、純粋で素直なおてんば娘。
2人の学生時代には、本当に苦労をさせられました。
ですが、その2人とも今はとっても明るい素直な娘に育ちました。

今日はその2人のうちの下の娘「リサ」の話をさせて下さい。
(長女の話はまた近々させてください。。。)

次女リサはやんちゃもやんちゃな、それでいて怖いくらいに素直で
頑張り屋な娘です。
中学卒業後、パチンコ屋さんで昼間働き、
夜間定時制高校を頑張って卒業後
ボクの跡を追い家を離れ全寮制の美容学校に入っています。
人に好かれる娘で、友達が多く
成人式などは自宅に大型バス(50人乗り)をチャーターして
式場に行ったほどです。

そんな娘が来年は東京の美容室に就職が決まり、
先日は美容学校生活、最後で最大のイベントの
コンテストに挑んだのです。
ABC(アジア・ビューティ・コングレス)という
九州最大級のコンテストのワインド部門(パーマ)に参加。
300人中なんとベスト12の中に入賞する事が出来ました!!
表彰式で名前を呼ばれた時、仲間たちの歓声と拍手の中で
飛び上がって喜び、号泣したそうです。
その様子を伝えてくれたのは、術後の息子なんです。
姉のために応援に行ったのです。

「俺、感動した!
リサは凄かったよ!!
カッコよかったばい」

と電話をコンテスト会場からくれました。

ボクは久しぶりに『うれし泣き』しました。
いや、号泣しました(涙)

なぜかというと、私の娘が生まれて初めて
『全力で一つのことに取り組んだコンテスト』
だったこともあるのですが、それ以上に
そんな一所懸命の中でも柳川と北九州の距離(80キロ)を
毎週のようにリサは息子の闘病生活の手助けをするために
帰ってくれていたので、そのことがありがたく、
尊くゆえに特上の嬉しさだったんです。

コンテスト前日などは心配で、娘に電話したら
元気がなくブルーな感じでした。
「どうしたん?」
とたずねると、
「プレッシャーと緊張で。。。」
というので
「そのプレッシャーや緊張や恐怖をゼロにする魔法の言葉を
メールしてあげるからね」
といってメールを打ちました。

『自慢の娘よ!!
家族一丸となって乗り切った、
あの移植手術を思い出そう』

と。。。

すると娘から
「不思議!!ゼロになったぁ!!」
と返信が来ました。
そして挑んだ競技会。
闘病生活を見守ってもらった姉の応援に行く息子。
家族のハンデも背負い、がんばる娘。
本当に本当に嬉しい出来事でした。

『神様はいつも努力する人のそばにいる』

『人生に山あれば谷あり、
また山高ければ、谷深し』


ん~~一心合掌(^-^)

by bagzy | 2009-10-22 14:25

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