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人生、生きてさえいれば。。。   

2009年 08月 29日

退院6日目、体の傷はドンドン癒えていきますが、
なんだか心の傷は、波打つように収まったと思ったら
また騒ぎ出し、騒ぎ出したかと思えば穏やかになる。
考えれば考えるほど、心の傷は癒えないものです。
孤独、沈黙、静止は大敵ですね~!!
心の傷の特効薬は、やはり笑いでしょう。
楽しいことの中にいると癒えていきます。

今日の早朝なども、いろいろ考えて眠れず、
ウトウトしてたら寛司さんから
「今からそちらに伺います。」
とメールがあり、わざわざ2時間もかけ車を
運転してきてくださるのかと思っただけで、心が晴れ晴れ!!
早速リハビリもかね、朝風呂に入り、早めに仁愛大学に行き
寛司さんと対面!!
日本一の笑顔でボクの拙い話を大きくうなずき、
大きな笑顔で聞いてくださり、心の傷は消滅したようです。
その上、ボクらの仲間に貴重なお話も頂き、神様のような方です。
みんなを幸せにする総量が、ハンパじゃぁないです。
本当に最高に感謝いたしました。

その後、寛司さんや親しい友人たちと別れ、いざ東京へ。。。
アミーゴ土橋さんとファンさんと米原を経て、東京到着!!
浅草で夕食しようと、浅草に着いたら運良く人力車があり、
土橋さんが
「久保さん、人力車で行きましょう。
ちょっと浅草散策でもしながら。。。」
ということになり、はじめて人力車で浅草散策していたら、
沢山の人ごみの中に黄色いヘルメットをかぶって自転車オヤジが
2人ボクらの人力車の前を走ってました。
そのオヤジ達の背中には、白いペンで何か書いてあるのです。
一人の背中には
『おかえりなさ~い』
と書いてあり、もう一人の背中には
『やがてすべて過ぎ行く』
と書いてあるのです。
ボクは
「見てみて!!土橋さん、あのオヤジ達の背中~。
スゴイよ~奇跡みたい!!」
と興奮して言うと、土橋さんはニヤニヤしてるだけなんです。

そうしているとまた、路地を曲がるとあのオヤジ達。。。
やっとそこで
「え~ぇぇぇぇぇぇぇlぇぇぇぇサプライズ!?
えぇぇぇぇ~ウソ~!!」

あまりのおかしさと嬉しさで、笑いながら泣きました。

土橋さん率いるブラッセルズの幹部の方達の
退院おめでとうサプライズでした。
もう心の傷など吹っ飛んでしまいました。
衣装やペンキ書きや打ち合わせ、人力車の手配と。。。
かかる手間とリスクを考えると本当に最高の喜びです(^-^)
その興奮冷めやらぬうちに、大野くんも交え会食して。。。

ホテルに帰り着きました。
部屋に入ろうとカギを開けると、ドアが自動で開きました。
部屋に入ると、全ての部屋に手すりが付いており、
体の不自由な方専用の部屋なんです。
部屋に入って、じゎ~っと涙がわいてきました。
嬉しくて嬉しくて。。。
うちのスタッフが用意予約してくれたんでしょう。
もうなんだか、幸せで幸せで。。。
「あ~ぁぁ~生かされてるなぁ。。。
人の関わりの中で生きていくことこそ
至福の人生だな~」
と涙ながらにベッドに目をやると、なんと
『アンジェリーナ・ジョリー』の等身大の看板が置いてありました。
「ん~~ここまでやるか!!」
ブラッセルズの仕業だな~。
ホテルのベッドにアンジェリーナ・ジョリー。。。

メールに息子から
「元気ばい」
とあり、最高に幸せな一日でした。
感謝☆感謝☆です。

by bagzy | 2009-08-29 11:40

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